Monthly Archives: 11月 2014

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素人がホームページを公開できる?

<初級者編102>

「ホームページ」は、「サイト」と言われたり、略して「HP」と記述されることもありますが、ほぼ同じ意味だと思っていいでしょう。

・「ホームページとドメインとサーバーを「家」で例えると?」の記事での説明の通り、
自分のホームページをネット上に公開するためには、「ホームページ」「ドメイン」「サーバー」のすべてを順に取得・設定してゆく必要があります。

個人でもホームページが持てるの?

・企業でなくても、ショップでなくても、個人でホームページを持つことはもちろん可能です。
ブログ以外に、趣味のHP、サークル仲間のHP、写真を掲載するHPなど、個人の目的に合わせて
お好きな方法、お好きな内容でページを作り、ネット上に公開することができるのです。

ブログではテンプレートを選んで決まった形の決まったルールの中で記事を書くことが主流ですが、自分のホームページであれば、自分のルールでページを作ることができます。
常識の範囲内で楽しくホームページ作りをしてみましょう。

<ホームページを公開するまでの手順>

1)独自ドメインを取得する。
・「お名前.com」などのドメインレジストラ*1へ契約申請して取得します。
・すでに誰かに取得されてしまっているドメインは取得できませんので、誰にも取得されていない
ドメインを調べて取得申請します。(「お名前.com」サイト等で簡単に調べられます。)

2)サーバーを契約する。
・一般的には独自ドメインを運営する際に使用するサーバーは、
レンタルサーバー(共用サーバ)で問題ありません。
※サーバーも専用サーバ(自社サーバ)にする場合は、コストも高くなり、上級の専門知識が必要となります。

3)ホームページのデータを作る。
・1)2)より先にホームページを作っておいても問題ありませんが、
「.html」などの形式で、ホームページ用のファイルを作成します。

4)契約したサーバーに、独自ドメインのDNSを設定する。
・契約したサーバーのアカウントに独自ドメインを関連付けるため、
「このドメインを使います」というような設定をします。
この時に必要なのがDNS(ドメインネームサーバー)です。

5)サーバー上にHPのファイルをアップロードする。
・契約したサーバー(ドメインも設定した後)の、サーバースペースに
HPのデータをアップロードします。
(アップロード方法は、サーバーのコントロールパネルや、ファイルマネージャ、
FTPソフトを使うなど様々な方法があります。)

・アップロードが完了すると、ホームページの公開が完了となります。
世界中のインターネット環境から、あなたのホームページが閲覧できるようになります。


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ホームページとドメインとサーバーを「家」で例えると?

<初級者編101>

「自分のホームページを持ちたい。サーバーを借りればいいの?」
「ドメインを借りるとサーバーもついてくるの?」
どちらも答えはNOです。

ご自身でホームページを持ちたいのならば「ドメイン」と「サーバー」について
知っておく必要があり、知っておいて損はありません。
つまり、
これから記す情報は、あなたが知っておくと得する可能性の高い情報。ということです。
ホームページを持ちたい

タイプ1)
無料スペースで広告が出てもいいので自分のホームページを公開してみたい。

タイプ2)
独自のドメインなどを使って、広告の出ない自由なスペースでホームページを公開したい。

タイプ3)
よくわからないけど・・・とにかくホームページを作ってみたい。
(以下、ホームページ=「HP」と記述します)

大きく分けて、上記のような3タイプに分けてみます。
自身の希望に合わせて読み進めてください。
(このページでは、自社サーバ及び自身のPCでサーバを立ち上げる場合の説明は省略します。)

 

★ ドメインが住所でサーバーが土地?

まずはじめに、あなたは「ドメインと サーバーは同じようなものだ」と考えていますか?
その場合は、改めて両者の関係を認識し直す必要があります。
なぜならドメインとサーバーは別のものとして管理する必要があるからです。

ドメイン・サーバーとホームページとの関係性を説明する際に、よく「住宅」に例えられます。

それは、こういった例えです。

「ドメイン」は土地を契約するための「住所」で、「サーバー」が「土地」、 「ホームページ」は、その土地に建てる「家」になります。
この3つすべての要素が揃わないと、ホームページは成り立ちません。(揃わないと公開できません)

ホームページとサーバーとドメインの関係
つまり、
「家」だけ買っても「住所」や「土地」が無ければ「家」を建てれらないのと一緒で、
「ホームページ」のデータだけ作っても、「ドメイン」と「サーバー」が無ければホームページを公開できないのです。

★ どこからどこまでがドメイン?

ドメインとは、簡潔にいうと、例えば「http://yahoo.co.jp」というURL*の場合、一般的には「yahoo.co.jp」の部分をドメインといいます。
(厳密に分けると難しくなりますので省きます。)
これは、ヤフーが取得している、世界に1つしかないドメインということになります。他の人は、「yahoo.co.jp」というドメインを取得することはできません。

ここでお気づきの方もいるかと思いますが、ドメインは「早い物勝ち」で取得されているのです。
ですから、自分が取得したいドメインが今、誰にも取得されないで残っているかは調べてみないと分かりません。
誰かに取得されてしまっている場合は、諦めて少し変更したドメインを取得するしかありません。
(ドメインの売買などもありますが、ここでは割愛します。)

例えば、
「aabbcc.com」というドメインを取りたかったのに、取得されてしまっていたとしたら、「aabbcc123.com」というドメインにしてみたり、「e-aabbcc.com」というドメインにしてみたり。妥協して少しだけ変えてみるのです。

【※自分の欲しいドメインは取得されている?まだ間に合う?ドメインチェックで今すぐわかる >>】

*URLとは:
一般的に、「http://yahoo.co.jp/aaaa/bbbb/」などの「http://」から始まるアルファベットでインターネットにアクセスするためのアドレスのことを
URLといいます。

★ サーバーって何?

サーバーにも様々な種類がありますが、単純に、ホームページのデータを置く場所と考えると分かりやすいと思います。
「サーバーにデータを置くと、インターネットで見れるようになる。」と思ってください。
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あなたのパソコンの中に、ホームページのデータ(ファイル)が存在していても、PCの中に置いてあるだけでは誰も見てくれません。
サーバーという、ネットに公開するための場所にデータを置く(アップロードする)必要があるのです。

 

★ 無料でできる?

インターネット回線の契約をすると、無料でホームページスペースが付いてくる場合がありますが、その場合、サーバーとドメインがセットになっていることが多いため、その関係性が曖昧になってしまうようです。

また、無料で提供されるドメインやサーバースペースは、他の人とサーバーを供用する、いわばレンタルドメインであり、「住宅」で例えると、「仮住まいの******」ではありませんが、「アパートを借りている」ようなイメージとなります。
そこには、意図しない広告が表示されてしまったり、容量や機能の制限があったり、提供された無料スペースが明日、急に無くなってしまっても基本的には文句を言えません。
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そういったことが気にならない人は、無料スペースでホームページの公開を始めてみると良いと思います。
無料スペースでのホームページの公開方法については、プロバイダーや提供元のサイトでマニュアルがありますのでご参照ください。

次は、「★素人がホームページを公開する手順は?」に進みます。


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ドメインの選び方。TDL?TLD?

Category : 未分類

ドメインを選ぶ時に、どうやって決めたらいいか・・・
選び方が分からなければ先に進めません。

以下のステップに沿って、ドメインを厳選してみてください。

◆ドメイン選び、ステップ1<ドメインの決め方>

まず初めに、TLD以外のドメインを決めていきます。
TLD?いきなり意味不明な言葉が出てきた!と敬遠せず、気軽に考えてください。
TLDとは、トップレベルドメイン(top level domain)といって、「.com」「.net」「.jp」などの部分を指します。
TDL(東京ディズニーランド)ではありません。。。

ex) 例えば、「厳選組」のドメイン「gensengumi.com」で考えると、「.com」の部分がトップレベルドメインになります。
(この部分については後ほど)

【企業名、サイト名で取得する】
ドメイン名は、企業名やホームページのタイトルを(アルファベトの文字列で)ドメインとして取得する
場合が多く、
世の中でよく使われていそうな文字列は、既に他の人に取得されてしまっていて取得できない場合も多いので、
事前に希望のドメインが取得可能かを確認する必要があります。

ドメインは、短めで、意味の分かりやすいドメイン(意味のある文字列)が理想といえます。
あまり長いドメインだと覚えにくいですし、長ければ長いほどスペルミスも増えてきます。
また、意味の無いアルファベットや数字の羅列などのドメインは、検索効率も下がります。
(検索効率についてはここでは省略します。)

また、アルファベットではなく日本語で登録できる「日本語ドメイン」というものもありますが、
現状では、表示できないケースがあったり、普及率が低い。日本語ドメイン全体の認知度が低い。
海外では対象にならない。転送設定が必要。など、デメリットも多いことから、初めは候補としないほうがよいでしょう。
(色々とドメインを取得し、慣れて余裕がでてきたら取得を考えてみるのも一案かもしれません。)

【省略してドメインにする】
取得したいドメインが長すぎてしまった場合、頭文字のアルファベットを取るという方法も良案です。
ex) 例えば、「gensengumi-specialsite」というドメイン名が候補になっている場合。
頭文字2文字づつを抜き出して「gensengumi-specialsite」→「gesp.com」などにしてみると分かりやすくなる場合があります。

あなたのお好きなドメインを、このような方法で絞り込んでみてください。

【ドメインには何が使える?何文字まで?】
・基本的には、3文字以上~63文字以下で取得できますが、「.com」等のトップレベルドメインを含めたドメイン全体は253文字以下とされています。
半角英字(A~Z)、数字(0~9)、ハイフン( – )が使用できます。
(日本語ドメインの場合は15~20文字程度とされています。)

◆ドメイン選び、ステップ2<TLDを決める>

先ほどの説明の通り、「.com」「.net」などの部分をトップレベルドメインといいますが、
TLDについては「これにする!」と決める前に、現在取得可能なドメインであるかをチェックしてから
選定すると良いでしょう。
(いざ取得しようと思ったら「他の人に取得されていて取得できなかった。」となってしまっては、
悩む時間の無駄使いになってしまいますので。)

※特に、ホームページ内の画像にドメイン名を入れたりする場合などは、実際にドメインを取得してからのほうが安心です。

一般的なTLDとしては、
.com
.net
.biz
.info
.jp
などがよく見かけると思いますが、
法人企業であれば、「.co.jp」なども選択肢に挙がります。

最近では、「.tokyo」や「.osaka」などの、いわゆる「ご当地ドメイン」といわれるものも注目されていますので興味方は候補にしてみるのも良いかもしれません。
(東京在住、大阪在住でなくても登録可能です。)